むらさき野苑ホームヘルプステーション
重点取り組み
~サービスの向上に向けて~
ご利用者様に満足して選ばれるステーションを目指します
 
接遇・対応・技術についてご利用者様91名に対しアンケート調査を実施しました

グラフから接遇、対応は90%以上と満足されていましたが技術は83%と低い結果になりました。
そこで今年度は介護技術のレベルアップを図るために「サービスの質の向上」を目標に取り組んで行くことに決めました

技術内容を4項目に分けた「身体介護」について、ヘルパー16名に対し
自己評価を実施しました

その結果予想以上に身体介護に不安を感じているヘルパーが多かった事がわかりました。
今後の具体的な取り組みは、提供頻度の多い排泄・移動介助を課題としてヘルパー全員が不安を減らし自信を持った援助できるように毎月1回介護実技の勉強会を行っていきます。
 

★月別勉強会内容 ※クリックすると内容がご覧いただけます。

4月 自己評価 8月 入浴介助
5月 ボディメカニズムの原理・体位交換 9月 AED講習会
6月 車椅子移乗・上方移動 10月 排泄・全身清拭ビデオ勉強会
7月 脳梗塞・熱中症対策 11月 排泄介助・全身清拭

4月・・・自己評価


 
 
 

5月・・・ボディメカニズムの原理・体位交換


 

 
 

 

6月・・・車椅子移乗・上方移動


 

 
 
 

7月・・・脳梗塞・熱中症対策

 ≪夏こそ注意!脳梗塞・脱水のワンポイントアドバイス≫
・突然、片側の動きがおかしくなる
・突然、会話がうまくできなくなる
・突然、見え方がおかしくなる
・突然、ふらつき、めまい
★おかしいなと思ったら…見て、さわって、チェック
 
 
 

8月・・・入浴介助

 
 
 

9月・・・AED講習会


 
 
 

10月・・・排泄・全身清拭ビデオ勉強会

 

 
 

11月・・・排泄介助・全身清拭


 

 

 
 
★勉強会後のアンケート結果(H25・11/17)

 
《全身清拭》
■身についた点
*ベット上の手・足浴のやり方
*脱健・着患の再認識
*湯の温度とタオルの絞り方
*基本の手順が復習できた
 
■不安な点
*手際よく時間内に出来るかが心配
*基本の応用が出来るかが心配
 
《排泄介助》
■身についた点
*陰洗時の洗い流し方、拭き方
*パットの切り込みと蛇腹の使い方
*漏れないパットの当て方
 
■不安な点
*麻痺の方のポーター移動が不安
*軟便多量時の後始末
 
《移乗介助》
■身についた点
*家庭にあるゴミ袋やビニール風呂敷で代用
*力のいらない介助方法
 
■不安な点
*実践した事がないので体重の重い方
 大柄な方などの場合不安
*基本以外の対応方法が不安
 
《入浴介助》
■身についた点
*冬場の浴室を温める方法がわかった
*冬場は肩にタオルをかけると温かい
*手や足底の石鹸の残りは転倒につながる
*羞恥心の配慮
 
■不安な点
*一人での入浴介助に不安
*麻痺がある人の浴槽からの出入り
*経験不足
 
【まとめ】
全身清拭・排泄介助では不安の人が少し残りましたが、基礎から応用まで学ぶことが出来ました。
移乗介助・入浴介助では不安が無くなったものの、一人での介助が不安の声が残ったので個別に指導し自信を付けて訪問して貰います。
今後も継続して勉強会に取り組みたいと思います。