平成29年度
H29年4月より「総合事業」が始まり、今までの利用時間が短縮になる利用者様がいます。そこで、限られた時間内で同じサービスを提供し決められた手順を実行する事でヘルパーの援助に対するバラツキがなくなり、少しでも多くの利用者様に満足して頂きそして、今までは「食事」や「身体介護」に関する取り組みが主でしたが今まで一度も取り組んだ事がない掃除援助の統一に今年度は取り組みたいと思います。
そこでどのヘルパーが訪問してもバラツキのない支援内容にするため掃除別項目表をつくり援助の細かい内容を決める事にしました。
そこでどのヘルパーが訪問してもバラツキのない支援内容にするため掃除別項目表をつくり援助の細かい内容を決める事にしました。
~掃除機かけ~
1.物品の移動(座布団・ゴミ箱・小物など移動可能な物)
2.窓を開け換気対策をする(ホコリの拡散防止)
・作業ポイント
【背筋を伸ばして腰痛予防】
☆腰を曲げてゴシゴシと力を入れて行うと腰を痛める原因になるので 背筋を伸ばし軽く掃除機を持ち、前後にスイングさせる
【ゴミの吸い取る量の違い】
☆掃除機のかけ方が1往復5~6秒かけゆっくりと スイングさせることで吸い取る量が違います。
【ノズルを活用】
☆部屋の角、家具の周りやすき間はT字ノズルを外し細口ノズルを使用し きれいに掃除をする
【ごみの確認】
☆使用後、紙パック以外は毎回ごみ捨てを行います。フィルターのある 掃除機は定期的に掃除をする
~トイレ掃除~
・便器の内・外側
・トイレの床
・手すり、ペーパーホルダー、棚などの拭きそうじ
☆タンク、ホルダーの上はホコリがたまりやすくまた手すりやドアノブの汚れも お掃除シートで拭き取ります。
~お風呂掃除~
・浴槽内/風呂のふた
・排水溝 ・物品(洗面器、踏み台、シャワーチェアー、椅子)
☆掃除後、カビ予防のために換気をします
9月までに掃除援助で総合事業に移行された利用者が計8名みえました。
援助時間が45分から30分になり、限られた時間内でどのヘルパーが訪問しても統一した援助が出来るように手順書を見直しました。
バラツキがないようにしました。
掃除機かけ・・・
以前は掃除機をかける場所のみで使用後のゴミ捨てに関しては記載がありませんでした。
掃除機によっては紙パック、サイクロンなど毎回捨てなければいけない物もあり使用後のゴミ捨ての記載をするようにしました。
トイレ掃除・・・
トイレ掃除は内容を細かく記載していませんでしたので、便座周りや床は何を使用して拭くのか、便座カバーや手拭きタオルなどの交換の記載をするようにしました。
風呂掃除・・・
洗面器、風呂のふたなどの物品洗浄や使用後のブーツの保管場所などを記載をしました。
雑巾かけ・・・
以前は掃除する場所のみ記載していましたが、雑巾orモップ、汚水はどこへ廃棄するのか、床拭きの順番などの記載をしました。
取り組み前の手順書は細かく記載されていなかったので、ヘルパーによって、援助の違いがありました。
手順書を見直し、各利用者宅の記録のファイルに保管したことで、その場で 内容を確認する事ができ、援助のバラツキをなくすことが出来ました。
利用者の方からも、満足されている声も聞くことができました。
これからもこの取り組みを続けていき、さらに満足していただけるように頑張っていきたいと思います。