【令和4年度】
健康診断でA判定が出るように、一人一人が健康に気をつけて日々生活しています。
昨年、一昨年と「歩く」をテーマに健康増進に取り組んでまいりました。
今年度は「体内年齢」をテーマとし、効果的な運動や生活改善を協議し体内年齢の若返りを目指すことで健康増進に取り組んでいきたいと思います。
<取り組み内容>
体内年齢について勉強会を行います (4月)。
体組成計を使用して 毎月全員の体内年齢・筋肉量・基礎代謝量を測定します。
月曜日から金曜日まで昼休みの終わりにラジオ体操、スクワット(毎月実施回数を増やす)を行います。
健康増進のために個々でも取り組んでいきます。
<目標>
実年齢と体内年齢の差が平均で-5歳とします。
(実年齢から5歳若返ろう!)
[取り組みの結果]
☆ホームヘルプステーション全員が対象(職員、非常勤、登録ヘルパー)としました。
4月のヘルパー会議時、勉強会を行いました。
<基礎代謝と筋肉量についての基本>
基礎代謝は筋肉量に比例して増減します。
例えば同じ性別・身長・体重を持つ人を比べた場合、筋肉量が多い方が基
礎代謝量も多くなります。筋肉には、平滑筋(内臓)・心筋(心臓)・そして俗にいう筋肉と呼ばれている骨格筋の3種類があります。このうち、骨格筋は運動などを行って自分で増やすことができます。
基礎代謝の高い体とは、摂った栄養素をしっかり利用できる体です。
逆に基礎代謝量の低い体とは、摂った栄養素を利用しづらい、つまり、カロリーを消費しづらい体ともいえます。
基礎代謝の低下により、消費カロリー<摂取カロリーの状態に陥りやすく、この状態は当然太ってしまいます。
(Googleより)
体組成計を使用して毎月全員の体内年齢・筋肉量・基礎代謝量を測定しました。
年間の各平均値は次の通りでした。
★実年齢平均値…57歳
★体内年齢平均値…54歳
★筋肉量平均値…37kg
★基礎代謝量平均値…1162kcal/日
⇒実年齢と体内年齢の差の平均値…
また、年間を通して目標の-5歳若返りを達成できたのは1回のみでした・・・
【参考1】
性別・年代別の筋肉量の事務所内の平均値は次の通りでした。
・50代男性・・・45kg
・30代女性・・・31kg
・40代女性・・・37kg
・50代女性・・・35kg
・60代女性・・・37kg
◎男女の全身の筋肉量平均
BMI24,9以下…男性22kg・女性14kg
BMI25以上…男性25kg・女性17kg
※筋肉量は計算式に当てはめて算出しますが、その算出に必要な体重の計測は今回行っていないため、正確な筋肉量の算出はできませんでした。
また使用した体組成計(タニタ)は骨格筋以外の平滑筋や体水分も含んでいるため、◎の男女の前身の筋肉量の平均よりかなり多くなってしまっています。
さらに平均値はBMIを基準にしていることが多いため正確に比較することができませんでした。
【参考2】
性別・年齢別の期の代謝量の平均値は次の通りでした。
()内は事業所内平均値です。
50~64歳男性・・・1480cal(1500kcal)
30~49歳女性・・・1160kcal(1087kcal) 30~49歳女性において下回っていました!
50~64歳女性・・・1110kcal(1138kcal)
65~74歳女性・・・1080kcal(1155kcal)
ちなみに・・・
若返りのベスト3は??
(実年齢と体内年齢の差が大きかったベスト3)
第1位… -14歳!!(2名)
第2位… -13歳!
第3位… -7歳(2名)
昼休み終わりにラジオ体操、スクワットを行いました。
4月…ラジオ体操第一、スクワット10回
5月…ラジオ体操第一、スクワット20回
6月…ラジオ体操第二、スクワット25回
7月…ラジオ体操第二、スクワット30回
8月…ラジオ体操第二、スクワット30回
9月…ラジオ体操第二、第三、スクワット30回
10月…ラジオ体操第三、肩甲骨エクササイズ
11月…ラジオ体操第三、肩甲骨エクササイズ
12月…ラジオ体操第三、肩甲骨エクササイズ、腸活ダイエット20秒トレーニング
1月…ラジオ体操第三、肩甲骨エクササイズ、腸活ダイエット20秒トレーニング
2月…ラジオ体操第三、肩甲骨エクササイズ、腸活ダイエット20秒トレーニング
3月…ラジオ体操第三、肩甲骨エクササイズ、腸活ダイエット20秒トレーニング
※1年続けるためには同じことをずっとやっていると飽きてしまうため少しづつ変化をつけて楽しく体操が続けられるようにしました。
Instagramを利用してエクササイズの動画を検索していろいろな体操を行うことができました。
健康増進のため、個々でも取り組みました。
[来年度に向けて]
目標の-5歳若返りは達成できなかったため、来年度も継続して行っていきたいと思います。
また、基礎代謝量の測定からBMIの測定に変更し、筋肉量と肥満度に注目していこうと思います。